大蔵大臣 個別原価版

『個別原価管理会計システム 大蔵大臣 個別原価版NX』は、単純な経理業務にとどまらず、
支払・資産・手形管理まで含めたトータル管理システムです。
プロジェクトの契約状況や予算発注情報、進捗の管理に役立ちます。

製造業(個別受注生産型、プロセス型)、サービス業、IT産業の業種の方におすすめです。

大蔵大臣 個別原価版NXの特長

プロジェクト管理特有の処理機能と、豊富な帳票

通常の財務管理に加え、作業時間管理や共通費の自動配賦など納得の機能が満載です。
また、豊富な分析や帳票出力も備えており、日々の経営管理を強力にサポートします。

使いやすい! わかりやすい!

振替伝票そのままの、実務に即した効率的な入力画面。
直感的に操作できるため初心者には親しみやすく、熟練者には高速・快適な操作性を提供するデザインを両立しました。

伝票入力と同時に財務諸表が完成!

入力と同時にすべての財務諸表が完成しています。後は必要な資料をメニューから選ぶだけで帳票画面を表示。
もちろんすべての資料がプリンター出力可能。期間の指定はフリーで、1日~1年間まで設定でき、科目や事業条件などを自由に設定することでオリジナルの財務諸表が出力できます。

支払・手形・掛管理可能な統合型ソフト

支払先・得意先別の管理、手形の管理、売掛・買掛管理もこれ一本。面倒な期日管理をサポートする機能が満載です。
自動予約機能を搭載し、綿密な資金繰計画が行えます。


プロジェクト台帳

伝票入力時に「プロジェクト名」を入力することで、プロジェクトの台帳が自動生成されます。 項目は売上高/原価/入金状況/現状の利益額だけでなく、業者名や工程などを選択でき、業務に最適な形式で台帳の出力が可能です。
修正や確認時はプロジェクト台帳から伝票入力画面へダイレクトジャンプし、スピーディーに作業を行えます。

自由設計台帳:プロジェクト台帳で出力できる項目を利用して、オリジナルの管理帳票を作成可能。
プロジェクト別の原価、入金額などの明細出力が行えます。
帳票設定は分かりやすい選択式で、画面の説明に合わせて選ぶだけの簡単操作です。

自由設計台帳

プロジェクト登録

プロジェクトの情報を登録します。入力方法は個別形式/表形式を選択可能。入力不要な項目はカーソルをスキップさせることで、スマートに登録作業を行えます。

プロジェクト登録

工程登録

工程を段階的に登録します。通常の工程「大工程」の下に「小工程」を登録できます。

工程登録

マスター名称変更

プロジェクトなどの名称を任意の用語に変更でき、多様な業種に対応します。 変更した内容は入力画面だけでなく各種帳票にも反映します。

マスター名称変更

原価予算管理

プロジェクトごとの予算実績の対比を出力し、プロジェクト別/工程別/業者別/科目別の予算管理が行えます。

原価予算管理

発注・支払処理

発注から支払までの細かな業務をスムーズにサポートします。発注書の印刷もカンタンです。

1. 発注登録・発注書印刷
入力した内容をそのまま3枚1セット(発注書・発注書控・発注請書)の発注書に印刷可能。印刷内容の変更も行えます。

2. プロジェクト進捗査定表
毎月の請求額の査定を行います。買掛金勘定などの自動仕訳を行い、伝票へ起票できます。プロジェクト別・業者別の切り替えも可能です。

3. 支払決定書
業者に対する買掛金支払の内訳を決定します。支払内訳を元に支払仕訳の予約が可能です。

4. 銀行振込依頼書
決定した支払のうち、振込に該当する支払において、銀行振込処理機能を使用できます。

発注・支払処理

プロジェクト進捗管理

指定されたプロジェクトの予算・発注をもとに予算残高・見込利益や進行状況を確認できる帳票です。
プロジェクトで今後予想される追加発注額も直接入力可能。これにより予算額と発注額、直接入力した追加発注額をもとに、そのプロジェクトの最終的な予算額と利益見込をリアルタイムで確認できます。

プロジェクト進捗管理

作業時間管理

1カ月の作業日報と給与額を入力すると、プロジェクトごとの労務費の金額を算出します。

金額の計算は月額の振り分けと、最大10種類の単価の積み上げに対応しています。算出した金額はそのまま振替伝票のデータとして自動仕訳。社員名の代わりに機械などの名称を登録して損料計算にも応用できます。

1. 作業時間管理項目設定
「作業時間管理」を運営していく上で、締日/単価などの必要な項目を設定します。

2. 日報の工程対応
日報入力時に工程の選択が可能です。労務費をプロジェクトごとに振り替える際、さらに工程別に細かく振り替えることができます。
振り替えられた労務費は、各種管理帳票に工程別で集計され、より徹底した原価管理を行えます。

3. 労務費自動振替表
入力した日報データをプロジェクト別に集計し、プロジェクトごとの労務費を算出します。
時間数に応じて月額の按分または単価の積み上げ計算を行い、集計表を作成します。

4. 作業体系
作業項目をグループごとに設定できます。各社員に作業体系(グループ)を設定することで、労務費をグループごとの科目で振り替えられます。

作業時間管理

完成自動振替(仕掛品科目で仕訳を行う場合)

経理方式が[仕掛品より]の場合、売上高の計上とともに、仕掛品を製造原価科目に振り替える処理が必要となります。
この完成振替伝票を自動で作成します。複数のプロジェクトの一括完成振替も可能で、さらにスピーディーな処理を実現します。

済みチェック機能:完成自動振替後の追加プロジェクトなどで仕掛品による仕訳が発生した場合や、 完成プロジェクトの仕訳がすべて原価科目に振り替えられているかどうかをチェックし、事務作業のミスを防止します。

完成自動振替(仕掛品科目で仕訳を行う場合)

仕掛自動振替・期首自動振替(原価科目で仕訳を行う場合)

経理方式が[直接原価より]の場合、工事進行基準と工事完成基準により、工事進行基準では特に振り替え処理は必要ありませんが、工事完成基準においては、決算時に原価を仕掛品に、 翌年度の期首時に仕掛品を原価に振り替える必要があります。この振替伝票を自動で作成する機能です。
進行基準と完成基準のプロジェクトが混在する場合でも、振替時に完成基準のみを振り替える機能を搭載しています。

仕掛自動振替・期首自動振替(原価科目で仕訳を行う場合)

自動配賦処理(間接費自動配賦・共通費部門配賦)

間接費(共通経費)を集計し、配賦基準に応じて各現場に配賦できます。配賦基準は契約金額/材料費/労務費/外注費/機械経費/経費/経費計/原価計/材料費+労務費の9種類から選択します。
さらに仕訳伝票を自動で起票、カンタンに配賦処理を行えるほか、スマートな一括配賦も可能です。

自動配賦処理(間接費自動配賦・共通費部門配賦)

プロジェクト関連帳票

プロジェクト関連の帳票も豊富にご用意。日々の管理業務をしっかりとサポートいたします。

1. プロジェクト別原価集計表
完成/仕掛/部分完成をプロジェクト別・科目別に集計。前期原価も集計可能です。

2. プロジェクト一覧表
プロジェクト(完成/仕掛/部分完成)ごとに収支の一覧を出力します。各プロジェクトからプロジェクト台帳へジャンプできます。

3. 業者別一覧表
業者ごとの支払状況確認を行います。フリーの期間指定に加え、月次単位の出力も可能です。

プロジェクト関連帳票

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